実務者研修を通信講座で学ぶ場合でも、通学の講習時間と変わりありません。初任者研修とセットの場合は450時間、初任者研修修了者は320時間のスクーリングと座学が求められます。セット講習の場合でも最短3か月程度、修了者の場合は2か月程度の時間がかかります。
実務者研修の修了までの費用を確認することも大切です。カリキュラムは同じでも、テキストやスクーリングの充実度によって費用が異なります。費用を気にすることももちろん大切ですが、学習のしやすさやスクーリングの通いやすさも重視しましょう。
実務者研修を受講し修了することで介護福祉士の受験資格が得られます。それと同時に介護職の実務機関も求められるため、介護職員初任者研修と実務者研修をセットで受講したからすぐに介護福祉士への受験資格が得られるとは限りませんが、仕事の幅が広がることは間違いありません。
通信教育を行っている学校の中で費用やスクーリングの場所などを考慮し、受講したい学校を選びます。費用面は学校によって異なりますので、いくつか学校を比較検討するとよいでしょう。
受講する学校が決まったら、申し込みを行います。開校日を定めている学校もありますので、タイミングを検討することも大切です。また、スクーリングの場所なども確認するとスムーズです。
費用の支払いのタイミングは学校によってそれぞれですが、申し込み後に所定の方法で費用を支払うことが一般的です。申し込みと同時にという場合や、教材が届いてから費用を支払うところもあるので確認しましょう。
手元に教材が届いたら受講開始です。科目と履修時間数が多いので、スケジュールを組んで効率的に学習を進めていく必要があります。スクーリングの時期に間に合うように学習を進めていきましょう。